2013年07月17日
国際協同組合同盟(ICA)の『協同組合の10年に向けた計画(ブループリント)』の邦訳ができました
国際協同組合年(International Year of Cooperative、以下 IYC)は2012年で終了しましたが、IYCを契機に協同組合をさらに発展させるために、国際協同組合同盟(ICA:International Co-operative Alliance)では、2020年を視野に入れた『協同組合の10年に向けた計画(以下、ブループリント)』を作成しました。
この計画では、IYCの取り組みをさらに発展させ、2020年までに協同組合が(1)経済・社会・環境の持続可能性において認知されたリーダーとなる、(2)人々に最も好まれるモデルとなる、(3)もっとも急速に成長する事業形態となる、という3つの目標を掲げています。
この目標を達成するために、ブループリントでは、互いに関連する5つの戦略分野を策定しました。
1.組合員としての、またガバナンスへの参加のレベルを引き上げる
2.協同組合を持続可能性の構築者と位置づける
3.協同組合のメッセージを構築しアイデンティティを確立する
4.協同組合の成長を支援する法的枠組みを確保する
5.組合員による管理を保障しながら、信頼性のある協同の資本を確保する
日本生協連は、これまでブループリント作成のための議論に参加してきました。今後もこれらの課題の具体化に取り組んでまいります。
☆『協同組合の10年に向けた計画(ブループリント)』邦訳版は、こちら(PDF: 3.6MB)