「被災者支援から、地域のみんなでまちづくり交流会」を開催しました〜みやぎ生協
2016年3月 9日
2016年3月3日、宮城県仙台市で、みやぎ生協が主催する
「被災者支援から、地域のみんなでまちづくり交流会」が開催されました。
東日本大震災から5年を迎え、安心してくらせるまちづくりに、生協が今後どのような役割を発揮できるのか、
これからを考える場として開催しました。
同時に、これまでの取り組みを振り返り、特に被災者支援として取り組んできたサロン活動を
中心としたボランティア活動の成果を確認しました。
全国の生協組合員・役職員など、約200人が参加しました。
みやぎ生協 宮本弘理事長による開会挨拶のあと、
早稲田大学人間科学学術院 加瀬裕子教授から
「被災者支援のふれあい喫茶から、地域で安心してくらせるためのふれあい喫茶へ」と題して、
ご講演をいただきました。
また、コープこうべからは「阪神・淡路大震災 コープこうべのボランティアの歩み」の報告、み
やぎ生協のボランティアセンターからは「ふれあい喫茶の活動を通して感じたこと」の報告などがありました。
最後に、「サロン活動などの被災者支援から生まれたつながりを安心してくらせる地域づくりに
生かしていくために、私たちにできること」と題して、参加者同士で話し合い、今後の活動について共有しました。
参加者からは「風化していくことが心配。震災や津波の記憶をしっかりと後世に
伝えていかなければならない」といった意見が出されました。