福島で「産直研究交流会」を開催しました〜日本生協連

2014年2月12日

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日本生協連は2月7日、産直事業に関わる全国の生協・生産者団体・研究者による
「第30回全国産直研究交流会」を福島テルサ(福島市)で開催しました。
今回は、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故から
地域のくらしを再建していくために、産直がどのように関わっていけるのか
「つくる、たべる、ずっとつながる」をテーマに開催しました(参加約300人)

講演として
「原発事故による放射能汚染に向き合って」コープふくしま理事・小澤和枝さん(写真上)
「再生可能エネルギーによる地域おこし」環境ジャーナリスト・村上敦さん
実践報告として
「食のみやぎ復興ネットワークのとりくみ」コープ東北サンネット事業連合・伊藤光寿さん
「福島県水産業の現状と復興再生への取組み」相馬双葉漁協・遠藤和則さん
「続けていける農業と暮らしを目指して」ななくさ農園・関奈央子さん
から報告がありました。

また、夕食懇親会の際、JA伊達みらいと地域復興支援商品「伊達の恵ゼリー」を
共同開発した伊達市の高校生たちの発表がありました(写真下)

翌8日には、視察交流として県内5カ所、JA伊達みらい(果樹生産者)
JA新ふくしまファーム(野菜生産者)、内池醸造(復興支援商品製造者)
JF相馬双葉漁協(漁業従事者)、相馬市新地町(被災地関係者)への
バスツアーが企画されました。
参加者(約200人)は各地の生産者と交流を行い
被災地域の復興に産直が果たすべき役割などについて話し合いました。

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JA伊達みらいと地域復興支援商品を共同開発した伊達市の高校生たち