メイクで笑顔にしたい(隊)!

2012年6月20日

日本生協連では震災をきっかけに「ボランティア支援制度」を設け、多くの職員が被災地での活動を行っています。

2012年4月半ばには活動の輪を広げるため、職員を中心に東日本大震災復興支援ボランティア隊「日本生協連 笑顔とどけ隊」を発足、被災地支援のボランティア活動をスタートしました。

(詳しくはこちらhttp://shinsai.jccu.coop/shien/2012/06/post-68.html

第一弾として4月下旬に岩手県宮古市田老町で活動を行い、笑顔をとどけてきました。

今回はその取り組みの中で、コープ化粧品を使ったメイクボランティアを行った石坂さんから様子を伺いました。

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◆企画をやってみようと思ったきっかけを教えてください。

母にボランティアに行くという話をしていて、何をしようかと母に相談したら、「今、メイクのボランティアがすごく喜ばれているって、ニュースで見たわよ。あなたもメイクアップができるんだから喜ばれるんじゃないかな。」とアドバイスをもらいました。前職の経験で、メイクアップサービスができるので、ぜひやってみようと思いました。私にできる唯一の特技ですし、ボランティアでメイクをするという機会もあまりないなのでやってみようと思いました。

 

◆どんな準備をされましたか?

日本生協連のボランティア隊として行くので、コープ化粧品を使った方がよいと思いました。コープ化粧品を紹介する場にもなるし、コープ化粧品で笑顔になる人を見たかったからです。コープ化粧品の開発担当の人にコープ基礎やコープメイクをボランティアの方々に使ってメイクをしたいとお伝えしたところ、「ぜひ、使ってください」とのお答えをいただきました。新品の商品をご用意いただき、とてもありがたかったです。その他、コットンパフやマスカラなどを営業の方が提供してくれたり、募金をいくらか預かり、不足しているものを買いました。メイクサービスをするのに十分な道具を揃えることができました。ご協力いただいた皆さんに感謝いたします。

 

◆当日の様子を教えてください。

「メイク落とし→マッサージ→メイク→髪の整え」の一連をしました。4人の方にメイクをしました。どの方もとても喜んでくださいました。メイクをして差し上げると、お顔の表情がすごく明るくなります。その後の表情がとても豊かになり、生き生きと楽しげにされていたのがとても印象的でした。普段、自分では選ばないような色をつけたり、その人に似合うチーク(頬紅)のつけ方を教えてさしあげたりして、メイクアドバイスもさせていただきました。よい気分転換になっていただけたかと思います。

 

◆ボランティア活動をやってみての感想を教えてください。

機会があればまたやってみたいです。今後のボランティア隊で、メイクサービスをできる人がいない場合でも、お化粧品や鏡などを並べておいて、セルフサービスでお化粧をしていただく、というのでも喜ばれるかもしれないと思いました。

 

◆最後にメッセージをお願いします。

メイク道具を用意してくださったり、募金をしてくださった方々、ありがとうございました。みなさまのおかげで、田老町の女性をきれいに、笑顔にして差し上げることができました。

 

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