日本生協連「笑顔とどけ隊」 〜 被災地の現状を知り、今だけではない、"これからの支援"を考える
2012年6月14日
大型連休を利用した2012年4月28日(土)夜〜5月1日(火)早朝の日程で、日本生協連役職員を中心としたバスボランティア隊が、植樹や浜辺の清掃、ふれあい喫茶の開催などを目的に、岩手県宮古市を訪問しました。
ボランティア隊の名称は「笑顔とどけ隊」。これといった特技がなくても、被災者の方とお話するきっかけを作り、交流を通してこれからの支援を考えたいという意味が込められています。
◇「恵みの海に戻したい」。植樹で挑む、海の再生
29日午前は、植樹活動を行いました。植樹は、岩手県宮古市田老地区にある田老町漁協女性部主催で毎年行っている活動で、今年で20年目を迎えます。昨年は、震災のため活動ができず、今回の植樹が震災後初の女性部の活動となったそうです。
開会式では田老町漁協の小林昭榮(こばやし しょうえい)組合長から、「津波で海の様子が変わってしまった。植樹で恵みの海に戻したい」とのごあいさつがありました。