コープの商品は、どのように組合員さんのもとに届けられているのでしょうか。
そこには、「伝えたい」想いがあり、小さな物語があります。
京都生協 南丹支部 藤原さんの、ある日の配達に密着しました。
産地直送の新鮮な商品は、できるだけ早く、組合員さんの元に届けたい。
コープでんきやCO・OP共済など、くらしに役立つ情報も、しっかりと伝えたい。
分刻みの配達スケジュールですが、もちろん、安全に配達するためチェックも怠りません。
20台以上のトラックに、テキパキと手慣れた動きで重たい荷物を積み込むスタッフさん達。
「ぼくが生まれる前から、ここで働いているというベテランさんもいてはりますね」
「しっかりしてはる」スタッフさん達からの厚い信頼に、藤原さんもにっこり。
どうやったら、もっと仲間が増やせるのだろう。
組合員さんと話すきっかけをつくりたい。
仲がいいチームだけど、話す内容は真剣。
トラックの荷台に手づくりのPOPを掲示するアイデアも、この場から生まれました。
藤原さんの姿を見つけると、
パッと組合員さんたちの笑顔が輝きます。
「こないだ、薦めてくれたあの商品おいしかったよ」
さまざまな話に耳を傾けます。
「あれ、持ってきてくれた?」
「藤原さんオリジナルの手書き新聞。毎週、とっても楽しみやねん」
「お薦めの商品やレストラン情報が参考になるわー」と組合員さんから大好評。
「こんにちは。京都生協です」「また、よろしくお願いします」
留守宅にも声をかけ、丁寧に頭を下げてから、次の配達先へ。
配達や「フジワラニュース」を通じて、「組合員さんたちに役立つ情報を、
もっとしっかり伝えていきたい」という藤原さん。
その想いは、組合員さんたちに、きっと伝わっています。