小さい頃に憧れた絵本の中の「おかしのおうち」。
それを楽しく作り、食べちゃおう!と共立社の「おはなしキッチン」で15組の親子が挑戦。
さてどんなおうちができるでしょうか?
「おはなしキッチン」に決まったレシピはありません。
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」をヒントにイメージを膨らませます。
しっかりと考え、じっくりと取り組むことで、子どもたちの力を引き出す場としたいのです。
トッピングにはもちろん、接着剤の役割もする生クリーム。
角が立つまで泡立てることが大切ですが、子どもの手ではなかなか…。
「もっと力を入れてみて」というママの言葉に応援され、一生懸命、かき混ぜました。
柔らかい食パンで壁や屋根を作ります。
倒れないように試行錯誤する子どもたち。スナック菓子を柱に使ったり、内部に生クリームやチョコを詰めたり…。
大人もびっくりの自由なアイデアがいっぱい生まれていました。
形が決まると、窓やドア、煙突、カラフルなレンガなど、柔軟な発想でおうちを飾っていきます。
「ぼくの秘密基地」、「広い庭と花壇があるのよ」と、どのおうちにもそれぞれが思い描いた物語がありました。
子どもたちが主役になって「自分で考え、作り上げる力」を発揮しました。
世界中どこを探してもない「おかしのおうち」が完成。みんな誇らしげです。