コープさっぽろの「おしごとキッズ」は、食べることの大切さや、働く喜びを学ぶことを目的とした職業体験。
川下店で小学3年生から6年生までの子どもたち20名が活躍しました。
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職員と同じコープのエプロンを着けて店頭へ。これからお菓子売り場の品出しに向かいます。
買い物をする組合員のすぐそばでの作業はドキドキですが、
やさしく見守ってくれる職員の話をしっかり聞きながら仕事体験の始まりです。
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バックヤードでは焼きたての焼き芋の袋詰めを任されました。
倒れたり、折れたりしないようにていねいに袋に入れ、値段をつけて並べます。
売場に並べられる前の仕事をリアルに体験することで、食べ物がどのように商品になり、販売されるかを学びました。
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試食を勧めながらの推奨販売も体験。声を掛けるだけではなかなか売れません。
掛ける言葉や立つ場所を変えるなどの工夫をしていくうちに、買ってもらえると自然に笑顔がこぼれます。
物を売る大変さと売れたときの喜びを実感しました。
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専用の包丁で塊肉をスライス。
初めて手にする肉専用の包丁はずしりと重く、柄を握る手も緊張します。
まっすぐに切れるように、ケガのないように職員に手を添えてもらいながら慎重に刃をおろしていきます。
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あいさつは接客の基本。
店頭ではもちろん、店内からバッグヤードに入るときにも「ありがとうございました」と一礼します。
そう教えてもらうと、みんな上手にお辞儀をし、バックヤードに入っていきました。
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体験後は「レジが楽しかった」「知らない仕事がいっぱいあっておもしろかった」などと書いた"業務日報"を提出して終了。
店長から修了証が授与されると、最後までやり遂げた充実感でどの顔も誇らしげに輝いていました。