エフコープで開催している「ウキウキ・ワクワクおこづかいゲーム」。
7月25日、エフコープ太宰府支所に子どもたちが集まって、
すごろく形式のゲームでお金の使い方を学びました。
「お金は大切なものだから、両手で受け取ってね」という注意を守って、
おこづかいを手にした子どもたち。
おもちゃのお金ですが、受け取るときは、みんななんだか嬉しそう。
ゲームでは、入ってきたお金、使ったお金の金額を記録するおこづかい帳を使います。
その準備をする頃になると、すっかり緊張もほぐれてきて、
子どもたちは、まさにウキウキ・ワクワクといった表情に。
必ず買わなければならない「ニーズカード」、買っても買わなくてもいい「ウオンツカード」を、
すごろくのマス目に応じて引くルールです。
子どもたちは手持ちのお金とにらめっこしながらカードを引いていました。
ウオンツカードの中には「ユニセフ募金」も含まれています。
「募金は、学校に行けなかったり、病気なのに薬が買えないなど、
困っている世界の子どもたちの支援につながるんだよ」という説明に、真剣な表情で聞き入る子どもたち。
おこづかいゲームには、ちゃんと“銀行”の窓口もあります。
お金を預けたり借りることもできる本格派です。
おこづかい帳には、「入金」「出金」「今あるお金」の項目があり、
ゲームが進むたびに、その金額を記入していきます。
運がいいとお金が順調に貯まりますが、反対に出金額が大きいと借り入れが必要になることも。
子どもたちは、慣れない手つきで電卓をたたき、おこづかい帳に金額を記録。
中には計算が合わずに、何度もやり直す場面も。
お母さんも後ろからのぞきこみ応援します。
参加者全員が修了証をもらって、ゲームは終わりとなりました。
ほとんどの子どもたちが、まだおこづかいをもらっていなかったので、ひと足先にお金の使い方を学べました。
これを機に“そろそろ”と考えた保護者の方もいらっしゃったようです。