2013年05月20日
厚生労働省に「厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令(案)」についての意見を提出しました
日本生協連は2013年5月17日、厚生労働省に「厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令(案)」についての意見を提出しました。
<日本生協連が提出した意見の概要>
1.牛海綿状脳症(BSE)検査月齢の変更について
食品安全委員会のリスク評価に基づいて国内における検査対象月齢を見直し、省令案のように変更することについては、現時点での科学的な知見に基づく検討の結果として理解できます。
2.非定型BSEに関する情報収集等の必要性について
食品安全委員会や農林水産省と連携しつつ、非定型BSEの問題に重点を置いた情報収集、調査・研究、リスク評価およびリスクの程度や必要性に応じた対応の検討に取り組むよう要望します。
3.リスク管理措置(BSEスクリーニング検査以外)の確実な実施について
特定危険部位(SRM)の除去とそれが飼料に回らないための措置は引き続き重要な対策と考えます。リスク管理措置については、今後も確実に実施していくことをあらためて要望します。
4.丁寧なリスクコミュニケーションの実施について
あらためてBSE対策について、現状の評価や到達点、今後の課題等も含めて国民にわかりやすく伝えることを要望します。
☆日本生協連が厚生労働省に提出した意見書は、こちら(PDF:161KB)