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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2006年04月05日

冷凍パン生地様食品に関する審議結果(案)に ついて意見を提出しました

日本生協連(本部:渋谷区、小倉修悟会長)は、食品安全委員会が募集していた冷凍パン生地様食品に関する審議結果(案)について、4月4日に意見を提出しましたので、ご紹介します。

☆日本生協連が提出した意見はこちら 

2006年4月4日

内閣府食品安全委員会事務局
評価課内「冷凍パン生地様 食品に関する審議結果(案)」
意見募集担当御中

冷凍パン生地様食品に関する審議結果(案)についての意見

日本生活協同組合連合会
〒150-8913 東京都渋谷区渋谷3-29-8
電話:03-5778-8109

今回、食品安全委員会から「小麦粉を主たる原材料とし、摂食前に加熱工程が必要な冷凍パン生地様食品についてはE.coli陰性の成分規格を適用しないことに係る食品健康影響評価」の案(以下「評価(案)」)が出されたことを受け、以下の意見並びに要望を提出いたします。

(意見1)

冷凍パン生地様食品は、既に消費者も小売製品として利用しており、この流通実態を考慮する必要があります。そのため、製造時点の衛生管理指標として、何らかの微生物基準を設けることによる食中毒リスクの低減について、検討することが重要と考えます。

(理由1)

現行の食品衛生法上の成分規格では、発酵食品には一般生菌数の成分規格は適用されないため、今回の結果が確定すれば、冷凍パン生地様食品については、成分規格としての微生物基準・指標が無くなることになります。

既に冷凍パン生地様食品は、冷凍パン生地やパイシート、ピザ生地等の小売製品として消費者に広く販売されています。そのため、家庭での保管時点での微生物増殖の可能性より生じる食中毒リスクを考慮する必要があります。

この間の審議では業務用の食品が検討の中心になっていますが、上述の流通実態を考慮すると加熱による食中毒菌の消失を全て消費者自身に委ねるのではなく、製造工程時の衛生管理指標として、何らかの微生物基準を設けることによるリスクの低減について、検討することが重要と考えます。

(意見2)

上記の意見より、リスク特性解析で触れられている「E.coli陰性以外の有害微生物を指標に用いることの有効性」について、結論における専門調査会の意見として言及することを強く要望いたします。

(理由2)

今回の評価(案)の結論は、「E.coli陰性の成分規格を適用しないことにより、健康被害のリスクが増大することは考えられない」としています。

評価(案)には、リスク特性解析中の「(7)その他議論された事項」において、「E.coli陰性以外の有害微生物を指標に用いることは有効」との見解を記載しています。 

上述の理由から、貴専門調査会で出されたこの見解を、結論における微生物専門調査会の意見として言及することを強く要望いたします。