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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2023年11月29日

日本生協連、第24回グリーン購入大賞
「大賞・環境大臣賞」をダブル受賞

 日本生協連は、「持続可能な調達」を通じてグリーン市場の拡大に貢献した取り組みやSDGsの目標達成に寄与する取り組みを表彰する「第24回グリーン購入大賞」において、「大賞・環境大臣賞」をダブル受賞しました。今回の受賞では、「責任ある調達基本方針」のもと日本生協連で体系的に活動していることや、環境や社会に配慮した第三者認証原材料を使ったコープ商品を「コープサステナブル」の共通ロゴを表示してシリーズ開発し、購入者の選択をサポートしている実績が評価されました。表彰式は12月12日に都内にて行われる予定です。

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第24回グリーン購入大賞
〇大賞・環境大臣賞
日本生活協同組合連合会(行政・民間団体部門)


取り組み概要

 日本生協連は、2018年に採択した「コープSDGs行動宣言」に基づき、プライベートブランドであるコープ商品とその原材料に関して、社会や環境に配慮した責任ある調達を進めるために、2021年にコープ商品「責任ある調達基本方針」を策定しました。本方針ではサプライチェーンにおける社会的責任課題への対応、環境や人権等に配慮して生産された農林畜水産物等の取り扱い拡大、生産者やNGOとの協力関係構築など6項目を掲げ、これらを踏まえた調達活動を行っています。また、生協組合員とのコミュニケーションの一環として、社会や環境に配慮した原材料を使ったコープ商品を2021年にシリーズ化し、「コープサステナブル」の共通ロゴをパッケージに表示して販売しています。同シリーズの商品は200品を超え、組合員の認知向上とエシカルな買い物行動の促進に繋げています。

評価ポイント

 「責任ある調達基本方針」に基づき、日本生協連全体で体系的に活動を進められており、ステークホルダーとのコミュニケーションを重視した取り組みは高く評価できる。また、環境や社会に配慮した第三者認証原材料を使ったコープ商品を「コープサステナブル」の共通ロゴを表示してシリーズ開発し、購入者の選択に大いに役立つといえ、それらが着実に推し進められ実績が出ていることは、今後の更なる普及拡大が期待できる。

グリーン購入大賞とは

 グリーン購入大賞は、環境や社会に配慮した製品やサービスを環境負荷低減と社会的責任の遂行に努める事業者から優先的に購入する「グリーン購入」の普及・拡大に取り組む団体を表彰する制度として、1998 年に創設されました。第24回グリーン購入大賞では、持続可能な調達(消費と生産)を通じたSDGsの目標達成、とりわけ、脱炭素社会やサーキュラーエコノミーの実現に寄与する取り組みを募集し、審査が行われました。

【グリーン購入ネットワーク(GPN)】

 グリーン購入ネットワーク(GPN)は、グリーン購入を促進するために、1996年2月に設立された、企業・行政・民間団体等による緩やかなネットワーク組織。
 その活動はグリーン購入に必要な情報の収集・提供、ガイドラインづくり、普及啓発など、企業・行政・消費者がそれぞれの方針で自主的にグリーン購入に取り組むことを支援し、それを社会にアピールすることなどを通して、製品提供者に環境配慮型製品の開発・供給のインセンティブを与え、環境配慮型製品の市場創出、持続可能な社会経済づくりに寄与することを目的としています。