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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2020年06月04日

新型コロナウイルス感染症についてのアンケート第2弾 結果<速報>
新型コロナの流行収束後でも継続したいことで
「感染症予防に気を付ける」が8割に
~対策・予防のために控えたことでは3密の場所に行く、不要不急の外出が9割。
新型コロナの流行収束後に増やしたい支出は「交際費」が4割超~

 日本生協連は、4月3日に発表した第1回目に続き、第2回目となる「新型コロナウイルス感染症についてのアンケート」の結果概要を取りまとめましたので、ご報告いたします。
 本アンケートは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下新型コロナ)の流行による暮らしや購買に関する影響について明らかにすることを目的に、日本生協連に加盟する全国10の生協・生協事業連合を対象に、生協組合員からの回答を集約しています。(有効回答数:組合員 N=6,179)

調査結果の主なトピック

【ウィズコロナの生活について】
■新型コロナの流行収束後でも継続したいことに8割以上が「感染症予防に気を付ける」と回答。
収束後に増やしたい支出は「交際費」(40.8%)が1位に

 組合員に対し、新型コロナの流行が収束した後でも、自身が継続的に実施していきたいことを聞いたところ、「感染症予防に気を付ける(手洗い、うがい、マスクなど)」が87.6%8割を超え、「食品の衛生管理に気を付ける(調理前によく手を洗う、十分加熱するなど)」(75.6%)、「衛生品(マスク、消毒液など)を備蓄する(ローリングストックを含む)」(69.5%)と続きました。
 ※ローリングストック・・・普段の食品や家庭用品をある程度多めに確保し、古いものから消費すると同時に新しいものを補充していくこと。

【緊急事態宣言発令中の生活について】
■対策・予防のために控えたことでは「3密の場所に行く」、「不要不急の外出」が9割超。
自宅で増えたことでは「手洗い」、「食事作り」が上位を占める。自宅で過ごす時間が増えたことで困ったことでは「運動不足」が第1位に

 新型コロナの対策・予防のために自身が控えたことを聞いたところ、「3密(密集、密室、密接)の場所に行く」(95.3%)、「不要不急の外出」(94.1%)が9割を超え、「友人・知人と会う」(89.3%)、「外食(飲食店・居酒屋など)」(88.2%)など、人との接触をさける傾向が見られました。
 新型コロナ流行の影響により、自身が自宅ですることが増えたことでは、「手洗い、手指の消毒」(67.3%)、「食事作り(回数・作る量が増えたなど)」(62.3%)が6割を超えました。自身や家族が自宅で過ごす時間が増えたことで、自身が困ったこと・大変だったことでは、上位3位は「運動不足」(50.8%)、「食事の献立を考えること」(43.5%)、「食費が増えた」(42.5%)という結果になりました。

■生協宅配の利用金額「増えた」が半数以上。注文を増やしたものに「おかずの1品になる冷凍食品」(19.6%)等

 生協宅配利用者に、新型コロナの流行前と比べた生協の宅配の活用について聞いたところ、利用金額の変化では「増えた」が53.8%、「変わらない」が37.9%でした。注文を増やした食品では、「冷凍ハンバーグ、冷凍ギョーザなどのおかずの1品になる冷凍食品」(19.6%)、「冷凍肉類・冷凍魚介類」(19.6%)、「生鮮野菜(冷凍ではない)」(19.1%)が上位にあがりました。また、生協宅配での活用法の変化では、「生協宅配の購入を増やし、買い物の外出を控えた」が45.0%、「マスクなど品薄なものでも、念のため注文した」が39.3%という結果になりました。