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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2018年03月09日

日本生協連 東京大学と連携し、食事摂取のWebチェックシステムを構築
~自らの健康・食習慣を手軽にチェックし、アドバイスが受け取れます~

 日本生協連は、東京大学医学系研究科社会予防疫学分野の佐々木敏研究室と連携し、個人の食事の摂取状況をパソコン・スマートフォンから簡易に回答し、食習慣改善に向けた個別の分析結果や具体的アドバイスの返信を受け取れるWebシステムを構築しました。2018年4月から、全国の会員生協に取り組みを呼び掛け、参加を広げていきます。

 

 本システムは、佐々木研究室の開発した「BDHQ」(簡易型自記式食事歴法質問票)をWeb化したもので、およそ80の質問で個人の直近1カ月の食事メニューの内容を問う形式となっています。
 2016年度以降、一部生協において、BDHQの質問用紙を用いた組合員の学習活動を実験的に行っており、好評の声を頂いたことから、日本生協連はこの度、より多くの生協組合員が手軽に回答できる仕組みとして、本システムを構築しました。

 

 2016年6月に国が策定した第3次食育基本推進計画の5つの重点課題の中の1つに「健康寿命の延伸につながる食育の推進」があり、「生活習慣病の予防や改善のために、ふだんから適正体重の維持や減塩等に気をつけた食生活を実践する国民を増やす」との具体的記述があります。
 生活習慣病が増加し、超高齢社会の進行など「健康と食」への関心が高まる中、生協では一人ひとりの健康づくりを支援してまいります。

入力画面の例(パソコン)

 

参考:個別の分析結果や具体的アドバイスの返信様式

(左:全体の食習慣 右:特定のアドバイス(例:カリウム))