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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2017年07月25日

「植物由来プラスチック」「再生プラスチック」包材を使用したエコマーク付き商品(コーヒー・洗剤)を発売 ~「植物由来プラスチック包材」でのエコマーク取得商品の発売は、日本初~

 日本生協連は、再生プラスチック、植物由来プラスチックを包材に使用したエコマーク認定取得商品「CO・OPオリジナルブレンドレギュラーコーヒー」「CO・OPセフターE」など16品目を、8月より順次販売します。

 現在、容器包装廃棄物は、家庭から排出されるごみの54.7%(容積比)を占める*とされ、その削減は社会的な課題となっています。また化石資源消費量や温室効果ガス排出量を低減することは持続可能な社会の実現のための喫緊の課題となっています。 *平成28年度環境省調べ

 2016年6月にエコマーク認定基準が改訂され、「詰め替え容器・省資源型の容器」のカテゴリーに「植物由来プラスチックを使用したプラスチック製容器包装」の認定基準が新たに制定されるとともに、再生プラスチックについてもラミネート品などにも適用できるように「再生プラスチックを使用したプラスチック製容器包装」として基準が再編されました。これらの新設・再編によって、資源の有効活用のためのプラスチック容器包装等の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進、ならびに植物などのバイオマス資源を原料とする容器包装の活用促進を図っています。今回のエコマーク取得商品の発売は、この2つの認定基準が新設・再編されてから初となります。

 今回発売開始するエコマーク認定商品は、包材に使用済みPETボトルを原料とした再生プラスチックや、サトウキビを精製した際の副産物などの植物由来プラスチックを一部使用。石油由来資源の使用とCO2排出量の削減を図るもので、今後、カレーなどのレトルトパウチ品などでの採用拡大を予定しています。

 日本生協連では、環境の課題を人類の根源的課題と捉え、持続可能な社会の構築のため環境に配慮した商品の開発、普及に取り組んでまいります。

対象商品

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エコマークについて

 エコマークは、公益財団法人日本環境協会が認定しており、さまざまな製品・サービスのうち、原材料調達から、生産、廃棄までのライフサイクル全体で環境への負荷が小さく、環境保全に役立つと認められ、基準を満たした商品に付与される“環境ラベル”です。エコマークを商品に表示することにより、環境配慮の意識の高い企業であることなどを生活者にアピールすることができます。