2017年03月30日
コープ商品 段ボールにFSC®認証紙(森林認証)を採用 ~2020年度末までに使用する段ボールの50%切り替えへ~
日本生協連は、2020年度末までに、コープ商品に使用する段ボールの50%を、国際的な森林管理認証制度であるFSC認証*を受けた段ボールへ切り替えることを目指し、2017年4月から本格的に採用を開始します。なお、プライベートブランド(PB)商品での本格採用は国内で初の取り組みとなります。
*FSC認証:国際的なNGO、Forest Stewardship Council®(森林管理協議会、略称FSC®)が運営する森林管理の認証制度。流通や加工プロセスも認証し、適切に管理された森林資源を使った製品であることを証明します。
日本生協連は、2010年に「2020年に向けた生協の新たな環境政策」を発表し、環境の課題を人類の根源的課題と捉え、持続可能な社会の構築に向けて取り組んでまいりました。この取り組みの一環として、FSC認証を受けた商品をコープ商品の「環境配慮商品」の一つとし、取り扱いを進めてきました。
2012年9月には、FSC認証商品として「CO・OP ティシュ」と「CO・OP パルプロール シングル/ダブル」を発売し、2014年9月には、当認証を受けた紙パックを採用した飲料を発売しました。
このたび、FSC認証(森林認証)を受けた段ボールの採用について、2020年度末までに50%の切り替えを目標に設定。当認証紙の取り扱い拡大による環境に配慮した調達を進めます。
日本生協連は今後も、FSC認証を受けた商品や、牛乳パック等の回収古紙を利用した商品など、環境に配慮した商品の開発、普及に積極的に取り組んでまいります。