2013年05月17日
生協宅配のインターネット注文システム共通基盤「eフレンズ」
登録組合員数が前年比115%に伸長
~スマートフォンを中心に伸長~
日本生協連が2000年から会員生協に提供している、宅配事業のインターネット注文システム共通基盤「eフレンズ」※の利用が、伸長しています。
※「eフレンズ」利用会員:6事業連合、1生協 (一部の生協では「eふれんず」と表記)
コープ東北サンネット事業連合(本部:仙台市)、コープネット事業連合(本部:さいたま市)、ユーコープ事業連合(本部:横浜市)、コープ北陸事業連合(本部:金沢市)、コープ中国四国事業連合(本部:広島市)、コープ九州事業連合(本部:福岡県糟屋郡)、CO・OPとやま(本部:富山市)
◆2012年度 eフレンズ利用状況
登録組合員数 160万人(前年比115%)
受注金額 871億円(前年比107%)
◆スマートフォンからの注文伸長が顕著
特に、スマートフォンからの注文が伸長しており、2012年度末時点の利用率は、eフレンズ利用者全体の約14%となりました。
2012年9月にはスマートフォン専用サイトをオープンし、ユーコープ事業連合を皮切りに順次導入が進み、2013年6月にはCO・OPとやまを除く全6事業連合で導入完了するため、今後もさらに伸長が見込まれます。
最初にスマートフォン専用サイトを導入したユーコープ事業連合では、2013年3月4週のスマートフォン利用率は17.53%。スマートフォンサイトを導入開始した2012年9月3週の10.12%と比べて大幅に伸長しました。
◆今後の計画
今後、タブレット端末からのアクセス増に対応し、タブレット端末でもWEBカタログを見やすくするなど、より使いやすい仕組みへの改善を検討しています。
また、サイトの使い勝手や操作性の改善を継続的に実施し、利便性の向上に努めていきます。スマートフォンサイト利用者向けの施策についても強化していく予定です。
<参考:全国の生協の宅配事業と、インターネット注文について(2012年度推計)>
全国の生協の宅配事業全体の登録組合員は約1,068万人、年間供給金額の合計は約1兆6,400億円です。日本生協連の「eフレンズ」を利用する生協以外に、独自でシステムを構築・運用している生協もあり、全国の生協のインターネット注文サイトの登録組合員数は約321万人、受注金額は約2,138億円となっています。全国の97%の生協宅配でインターネット注文が可能です。
日本生協連と全国の生協では、今後もインターネット上での魅力的な宅配の売場作りや、コミュニティ機能の拡充などを通して、よりくらしに役立つサービスを提供してまいります。
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