2013年04月12日
1世帯当たりの年間消費税額は平均16万8,991円
5年ぶりに前年増に
~2012年日本生協連「消費税しらべ」より~
日本生協連は、生協組合員の毎月の家計データを全国集計している「全国生計費調査」とは別に、家庭で負担している消費税額の調査(年間集計)を行っています。2012年は、36生協・678世帯(有効回答数)のご協力を得て、負担の実態をまとめました。
本調査は、生協組合員の家計簿に基づき、消費支出から家賃や学校教育費など非課税支出を差し引いた額に、税率を乗じて税額を算出したものです。
<2012年の主な特徴>
・ | 1世帯当たりの年間消費税額は平均16万8,991円となりました。年間消費税額の平均値は2008年から2011年まで徐々に減少していましたが、2012年は2011年より2,025円増加しました。 |
・ | 収入に占める消費税の割合を見ると、年収400万円未満の世帯では3.43%となり、1,000万円以上世帯の2.07%と比べ、高い負担率となっています。低収入世帯ほど消費税の負担率が高いという「逆進性」が見られます。 |
☆プレスリリース全文は、こちら(PDF:187KB)
☆詳しい内容は、2012年日本生協連「消費税しらべ」(PDF:303KB)へ