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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2025年10月29日

WHO本部と食物アレルギーの国際的なリスク評価に関する特別学習会を開催しました

 日本生協連は、9月16日(火)に世界保健機関(WHO)本部の長谷川朗生(はせがわあきお)さんを講師に迎え、食物アレルギーの国際的なリスク評価に関する特別学習会(ウェビナー※)を開催しました。WHOが日本の関係者に直接語る貴重な機会となり、参加者からは「国際機関の取り組みを知ることができた」「難しい内容も分かりやすかった」と高い評価が寄せられました。

オンライン上で開催されるセミナー

国際的な食物アレルギー対策の最前線! WHO本部とリアルタイムでつながるウェビナー

ジュネーブ(スイス)にあるWHO本部とオンラインでつなぎ、ウェビナー形式で開催しました。全国26の生協から職員や組合員が参加し、専門性の高い内容でありながらも、長谷川さんが分かりやすく解説してくださいました。また、参加者からの質問にも丁寧に対応され、学びの多い会となりました。

講師:長谷川朗生さん
世界保健機関本部 栄養食品安全部 テクニカルオフィサー

国際的な食物アレルギー対策の最新動向

 長谷川さんが所属する栄養食品安全部では、コーデックス規格※の見直しなどに際し、国連食糧農業機関(FAO)と協力して専門家会議を開催し、コーデックス委員会に対して科学的助言を行っています。今回の特別学習会では、最近実施された食物アレルギーに関する専門家会議の議論の結果について、解説いただきました。

消費者の健康の保護と公正な食品貿易の確保を目的に、コーデックス委員会によって作成される国際的な食品の規格

WHOとコーデックス委員会の関係

 

 日本生協連は、生涯にわたる心ゆたかなくらしを目指して、国際的な視点から学びを深めていきます。