2024年09月03日
『家計・くらしの調査報告書』(2023年分)を作成しました
日本生協連は1978年から全国の協力生協とともに実施していた「全国生計費調査」の終了をうけて、2018年1月より「家計・くらしの調査」を開始しました。この度、2023年分(2023年1月~12月)としてまとめた報告書を作成しましたのでご案内します。
本調査は、「全国生計費調査」の流れを汲みつつも、新たな年代層の方にも参加しやすくすることを目的に、調査項目の簡素化を図るとともに、インターネットからの回答に限定して実施しました。2023年の調査では、1,200名を超える組合員にモニター登録の上、毎月の家計について回答いただきました。
2023年は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類へと移行され、外出する機会も増えました。また、年間を通じて物価が上昇し、実質賃金は目減りするなど、厳しいくらしが続きました。食費や住居費、自動車費など生活の基盤となる多くの費目で支出が増加し、年間収支は悪化しました。また、消費税負担の増加、年金世帯の収入減などが調査結果より顕著になりました。
本報告書について、今後の家計簿活動を進めるための参考資料としてご活用ください。