ページ内を移動するためのリンクです

日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2024年04月12日

【第11報】「令和6年(2024年)能登半島地震」の被害に対する支援のお知らせ

 日本生協連は、この度の地震災害において、地元生協を中心に全国の生協が協力して被災地支援を継続的に取り組んでいます。

 

1.コープいしかわへの業務支援派遣状況

 4月3日現在、コープいしかわ のと北部センターおよびのとセンターでの所在確認完了組合員は3,202人(所在確認率85.6%)、所在未確認組合員(倒壊等で行先不明者含む)は540人で先週時点より+139人の所在が確認できました。全国の生協からの支援は115日週から325日週まで合計58会員生協のべ292名が支援を行いました。今後はコープみらい(埼玉県)から3名コープいしかわに出向する形で常駐して支援を行います。

 

2.コープ被災地支援センター活動について

 コープ被災地支援センターでは、地元自治体・社協や災害支援NPO等と連携し、全国生協から派遣いただく職員の地域支援活動のコーディネートなどを行っており、社会福祉協議会・災害ボランティアセンターの活動に参加しています。今回の地震は特に被害の大きい地域が半島の先端で、交通アクセスが限られることから、発災から3か月近くたった現在でも、被災地や避難所の生活支援が課題になっており、生活再建の起点となる災害ボランティア活動もなかなか進んでいません。これらを支援することが被災地の復興において急務となっています。以下を中心に活動を継続しています。

 

(1)行政支援

 ・輪島市・避難者向け朝食支援

   2月26日より約4,000食を供給しています。

 ・金沢市・仮設住宅入居者向け生活必需品支援。約400世帯対象で累計244世帯より受注し、お届けしています。

announcement_20240412_02_02.jpg
announcement_20240412_02_04.jpg
朝食セットの写真とお渡しの様子

 

(2)災害ボランティアセンター支援

 能登町で活動中です。3月11~4月6日まで4ターム実施し、第1タームは4名、第2・3タームは12名ずつ、第4タームは6名計34名で活動しました。今後も全国の生協から引き続き支援を続けます。

announcement_20240412_02_05.jpg
ボランティアニーズを調査している様子
announcement_20240412_02_06.jpg
災害ボランティアセンターで活動のマッチングを待つ様子

 

(3)仮設住宅入居者支援

 仮設住宅入居者(約7500世帯想定)への調味料等の商品提供(コープいしかわおよび日本生協連による無償支援)を行政と連携して仮説住宅入居前にお届けをしています。被災された方のニーズに合わせて提供を行うために、注文書の中から各御家庭で必要なものを一定金額内で注文していただく流れをとっています。

 

 今後も引き続き被災地に寄り添った支援を進めてまいります。