2023年12月27日
第7回 災害時の連携を考える全国フォーラム「災害支援の文化を創造する」
が開催されました
2023年12月12日~13日、日本生協連が参加する特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(通称:JVOAD)主催の災害時の連携を考える全国フォーラム「災害支援の文化を創造する」が東京都内で開催されました。
JVOADは、東日本大震災での経験を踏まえ2013年から活動を開始した災害ボランティア支援に取り組む民間団体です。災害時の被災者支援活動が効果的に行われるよう、地域、分野、セクターを超えた関係者同士の「連携の促進」および「支援環境の整備」を図ることを目的に活動しています。
日本生協連は、被災地の地域経済の復興や、被災者の生活再建のための支援活動・募金活動に継続して取り組んできた経験を生かし設立前から参画しており、本フォーラム開催にあたっても企画・運営・協賛を行っています。
本フォーラムは今年で7回目を数え、コロナ禍を経て4年ぶりにリアル開催となりました。全国各地で災害時の被災者支援に関わる団体・個人が一堂に会し、多種多様な災害支援の担い手が増えるきっかけを作るとともに、専門的な知識やノウハウを共有し、各団体の連携・協働が進むことを目指して開催されました。
フォーラムでは、南海トラフ巨大地震をテーマにしたオープニングセッションを皮切りに、2日間で計18の分科会が開催され、災害時の支援活動について熱い議論が交わされました。
分科会1-2「地域の力を災害支援に活かそう!~災害支援ネットワークのこれから~」では、JVOAD理事を務める日本生協連 執行役員 組織推進本部長 本木時久が進行役を務めました。北海道、大阪、沖縄で災害時の中間支援を担う団体と、民間企業の担当者がそれぞれ取り組みについて報告し、営利組織と非営利組織の連携や今後各地域で災害支援の取り組みを進めていくうえでの課題などについて意見を交わしました。
会場では協賛団体によるブース展示もおこなわれ、日本生協連はローリングストックに役立つコープ商品の紹介を行うとともに、参加者へ「CO・OP 野菜がおいしい(1日分)200ml」の商品提供をおこないました。
日本生協連では、全国の生協・組合員とともに、今後も平時より災害発生時に向けて地域の団体との連携を深め、災害支援活動に取り組んでまいります。