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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2023年03月13日

「2023ピースアクションキックオフ集会」を開催しました

 日本生協連は2023年2月22日、「2023ピースアクション(※)キックオフ集会」(副題:未来につなげよう2023年コープのピースアクション ~地域の取り組みを学び、共有しましょう~)をオンラインで開催し、35生協から約190人が参加しました。


※ピースアクション:生協では、「平和とよりよい生活のために」という理念のもと、平和活動「ピースアクション」に取り組んでいます。自分たちの住んでいる地域から平和について考え、学習するさまざまな取り組みを進めています。


 冒頭、日本生協連 二村睦子常務理事があいさつをし、ウクライナ情勢や日本政府による防衛に関する政策変更、2022年6月の核兵器禁止条約第一回締約国会議開催などに触れ、この集会が2023年の生協の平和活動のよいスタートとなることへの期待を述べました。

 続いて、「継承と地域の平和の取り組み」をテーマとして、長崎県立大学大学院の松田あすかさん、茨城県ピースアクション実行委員会実行委員長の小島正代さん、東京大学大学院の三上尚美さんから、それぞれ報告がありました。

 松田さんは、2022年8月のNPT再検討会議に代表派遣メンバーとして赴いた時の活動報告とともに、被爆地への復興ツーリズムの適用可能性について触れました。小島さんからは、茨城大学の学生と協力して制作した、子どもたちに平和について伝えるための動画について、そのきっかけや制作の過程を、動画の一部を紹介しながら報告されました。三上さんは、ご自身が研究対象として作成した「出征兵士の足取りをたどるデジタルアーカイブ」について、その意義と成果、課題について報告しました。

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松田あすかさん
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小島正代さん
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三上尚美さん

 その後、参加者が小グループに分かれてグループディスカッションを行い、所属生協の平和の取り組みや、これから取り組んでいきたいことについて共有しました。

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参加者のみなさん(一部)

 日本生協連と全国の生協は「2023ピースアクション」の取り組みを通して、核兵器の廃絶と平和な社会の実現をめざして取り組んでいきます。