2023年02月03日
「2023年 全国方針検討集会」を開催しました
日本生協連とコープ共済連は、2023年1月11日、12日にオンラインによる「2023年 全国方針検討集会」を開催しました。
この会は、全国の生協の役職員、組合員理事・リーダーなどの参加のもと、次年度以降の事業・活動の方針策定に向け、情勢や課題についての共通認識を持つとともに、各生協の取り組みの交流や論議を通じて、方針の内容をより一層深めることを目的に、毎年1月に両組織で共催しており、オンライン企画となって今年で3回目となります。
今年度の全国方針検討集会は、1日目を全体会として基調報告や特別講演をオンデマンド配信、2日目は4つのテーマの分科会をリアルタイム配信で実施しました。全国から約1000人と多くの参加があり、「2030年ビジョン第2期中期方針および全国生協の2023年度活動方針」に沿って、多様な切り口で企画を実施しました。
初日に、開会あいさつとして、日本生協連 代表理事会長 土屋敏夫は、1.平和と核兵器廃絶の取り組み、2.地域社会での実践の広がり、3.つながる力の発揮の3つの視点から、これまでに生協が実践してきたこと、これから果たすべき役割について述べました。その中で、引き続き生協は核兵器廃絶への願いを広げること、地域に根差した助け合いの組織として急速なインフレに対応した事業構造の改革に取り組むこと、サイバー攻撃などに備え一層の事業強靭化に向けて全国の生協の連携が求められていることなどに触れました。
続いて基調報告として、日本生協連 代表理事事業担当専務 藤井喜継から「2030年ビジョン第2期中期方針案」を提起するとともに、2023年度に向けた全国生協の活動方針について報告しました。
次に、同じく基調報告として、コープ共済連理事長 和田寿昭が「コープ共済連2022年度の振り返りと共済中計2025案」について報告しました。
続いて、特別講演として、長野県立大学大学院ソーシャル・イノベーション研究科教授 秋葉芳江様より「ソーシャル・イノベーション いま そして これから」のテーマで、株式会社YeeY共同創業者・代表取締役 島田由香様からは「これからの働き方・生き方のカギ - ウェルビーイング - 」のテーマで、それぞれお話いただきました。
2日目は「事業」「地域との未来共創」「組織作り」「共済」の4つのテーマの分科会で、各地の生協からの実践報告やパネルディスカッションが行われました。それぞれ活発に意見や質疑が交わされ、論議を深めました。
開催概要
《1日目》2023年1月11日(水)
- 1.開会あいさつ
日本生協連 代表理事会長 土屋敏夫
- 2.基調報告
- 「2030年ビジョン第2期中期方針および全国生協の2023年度活動方針」
日本生協連 代表理事事業担当専務 藤井喜継 - 「2022年度の振り返りと共済中計2025案」
コープ共済連 代表理事理事長 和田寿昭
- 「2030年ビジョン第2期中期方針および全国生協の2023年度活動方針」
- 3.特別講演
- 「ソーシャル・イノベーション いま そして これから」
長野県立大学大学院ソーシャル・イノベーション研究科教授 秋葉芳江様 - 「これからの働き方・生き方のカギ ―ウェルビーイング―」
株式会社YeeY共同創業者・代表取締役 島田由香様
- 「ソーシャル・イノベーション いま そして これから」
《2日目》2023年1月12日(木)
- 分科会(事業、地域との未来共創、組織作り、共済)