2022年03月15日
「CO・OP×レッドカップキャンペーン」募金の寄付金贈呈式を開催しました
日本生協連は、2021年10月1日~11月10日にかけて、国際連合世界食糧計画WFP協会(略称:国連WFP協会)が提起する「レッドカップキャンペーン」を実施し、その結果、4,378,061円の寄付が集まりました。
「CO・OP×レッドカップキャンペーン」は、対象となるコープ商品を1点お買い上げいただくごとに1円を寄付金として積み立て、WFP国連世界食糧計画(略称:国連WFP)に寄付を行う取り組みで、支援先の子どもたちに学校給食を届けるために使われます。
本キャンペーンは2014年度にスタートし、2014~2016年度はガーナ共和国、2017~2019年度はカンボジア王国を支援してきました。
2020年度からは寄付先をミャンマー連邦共和国に変更し、児童の栄養改善、就学率・出席率の向上、およびミャンマー連邦共和国による自立した学校給食運営のための人材育成を支援しています。
今回のキャンペーンでは、各地の生協が宅配カタログの紙面や店舗で対象商品の利用を呼びかけ、「CO・OPコープヌードル」などを対象商品として、合計4,378,061点ご利用いただきました。ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
日本生協連は、2022年2月17日、国連WFP協会との間で事前に目録と感謝状を互いに送り合い、オンラインで贈呈式を開催しました。
国連WFP協会 鈴木邦夫事務局長からは、「ミャンマーはクーデター、さらに新型コロナウイルス感染拡大が追い打ちをかけて、非常に厳しい状態が続いています。そのような中で子どもたちの就学率が下がらないよう、持ち帰り用のビスケット配布や、食料購入のための現金支給などにも、いただいた寄付を有効に使わせていただきます」と感謝の言葉をいただきました。
日本生協連代表理事事業担当専務の藤井喜継は、「人間にとって一番恐ろしいのは飢餓と考えており、食に関わるつながりで成り立っている私たち生協は、今後も引き続きこのレッドカップキャンペーンの活動に取り組んでまいります。また、今後は寄付金がどのように利用されているのかをWFP協会様と協力しながら意識的に伝えていきたいと思います」と述べました。
日本生協連では今後も、国連機関への寄付活動や、社会貢献寄付金付き商品の積極的普及を通じて、消費者・組合員とともに途上国への継続した支援に取り組んでまいります。