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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2019年11月26日

「福島・原発廃炉工程視察ツアー」を開催しました

 日本生協連は、2019年11月7日~8日、福島県の帰還困難区域の様子や東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業がどのように進められているかなど、「福島の今」を視察する「福島・原発廃炉工程視察ツアー」を開催し、全国から9生協・連合会の21人が参加しました。

 「福島の今」を知る場として、今回は、相馬市の仮設店舗にあり食文化から相馬の復興に力を入れている「復興レストラン報徳庵」、双葉郡の総合インフォメーションセンターとして富岡町にある「ふたばいんふぉ」、浪江町にある“カフェのような場所”「OCAFE」を訪問しました。それぞれ運営スタッフの皆さんからは、震災から避難までの様子、津波の破壊力、原発事故の怖さ、福島県のくらしの現状、帰還に向けた思い、地域再生に向けた取り組みなど、さまざまなお話をいただきました。帰還困難区域内を、バスで移動しながらの視察も行いました。 

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相馬市の仮設店舗で営業を続ける「復興レストラン報徳庵」
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報徳庵にて「復興支援センターMIRAI」の押田所長より地域の再生に向けた取り組みなどをお聞きしました
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「ふたばいんふぉ」の平山さんに富岡町の今を語っていただきました 
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富岡町の海岸に震災時に流された船は錆だらけになり今も打ち上げられたままです

 

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「浪江まち物語つたえ隊」の岡さんによる紙芝居上演
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「OCAFE」の手作り料理でのおもてなし

 

 原発関連施設では、中間貯蔵工事情報センター東京電力廃炉資料館、そして福島第一原子力発電所を訪問しました。それぞれについて、当時の状況、廃炉工程の進捗、今後に向けたお話を担当者からの説明で知るとともに、実際に見て確認することが出来ました。改めて、廃炉までの工程の長さを、思い知る機会ともなりました。

 

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中間貯蔵施設の全体像を映像で確認できます
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廃炉資料館では、廃炉作業について説明を受けました

 

 尚、今回ツアーの宿泊先は、楢葉町にあるサッカーの「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」でした。ここは震災以降、原発事故の対応拠点となっていましたが、約8年ぶりに今年の4月に全面再開した施設です。

 ツアー終了後、参加者からは「非常に分かりやすかった。福島の人々が抱える想いを感じ取ることが出来た。」「福島について学ぶことはもちろん、同じ想いを持つ様々な立場の人と交流し、つながりを作ることが出来て良かった。」などの感想が寄せられました。

 日本生協連はこれからも、福島や原発の今を知る取り組みを通じて、福島のことや復興への思いを、多くの人に伝えていきます。