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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2019年11月13日

第1回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード
「コラボレーション部門・チャンピオン」を受賞しました

 2019年11月7日~8日、日経ESG、(株)シーフードレガシー主催、日本生協連などが協賛する「東京サステナブル・シーフード・シンポジウム2019」が東京都内で開催されました。
 このシンポジウムは、サステナブル・シーフード(持続可能な水産物)を社会に広めていくことを目的としたもので、2015年より毎年開催しているアジア最大級のサステナブル・シーフード・イベントです。イベントでは、サステナブル・シーフードを推進する企業、行政、NGOなどによる講演やトークセッションが行われました。
 トークセッション「小売から広がるサステナブルシーフード・イニシアチブ」にスピーカーの一人として参加した日本生協連 商品本部 本部長スタッフの松本哲は、2020年に発売から60周年を迎える日本生協連のコープ商品における環境配慮の取組みや、持続可能な水産物の調達についての方針などを説明しました。また、生協組合員とのコミュニケーションについて、MSC認証やASC認証等を紹介する「コープのエシカル」のパンフレットを作成していることなどを紹介しました。
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報告する日本生協連 松本 商品本部 本部長スタッフ

 第5回目となる今回は、同シンポジウム内で、日本のサステナブルシーフード・マーケットの活性化に貢献した業界のリーダー(組織・個人・プロジェクト)を表彰する、「第1回 ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」表彰式も併せて開催され、日本生協連がインドネシア企業PT.Bogatama Marinusa / PT.BOMAR(BOMAR社)、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、WWF-Indonesia(WWFインドネシア)と4者間協働のプロジェクトとして実施している「インドネシア・スラウエシ島エビ養殖改善プロジェクト(AIP)」が「コラボレーション部門・チャンピオン」を受賞しました。
※複数の個人や組織の協働を表彰する部門
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授賞式の様子
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アワードファイナリストでの記念撮影

 今回の受賞は、養殖現場、環境NGO、流通企業が手を取り合い、消費者のサポートを得て作り上げた包括的なプロジェクトである点や、地域の環境・経済的サステナビリティ、日本の消費者への啓発と寄付金を通じた巻き込み、サプライチェーンの最上流から消費者までをつなげサステナビリティに配慮した食のサプライチェーン構築のお手本となる活動として高く評価されました。
 
 日本生協連はこれからも、サステナブル・シーフードの普及に努めることなどを通して、「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成に貢献することをめざして取り組んでまいります。