2019年08月15日
アジア4カ国の生協マネジャーが来日し、日本の生協で研修をしました
日本生協連は1991年から、アジアの生協のマネジャーが日本の生協の事業や活動について学ぶ研修を行っています。
2019年7月15日~7月28日までの14日間、アジア4カ国の生協マネジャー5人が来日し、コープデリ連合会(本部:さいたま市)と、みやぎ生協(本部:仙台市)において、店舗事業を中心に日本の生協事業の研修を受けました。
コラバ中央卸売小売生協(インド)、ドゥレ生協連合会(韓国)、OD-KR多目的協同組合(モンゴル)、LC1-Personnel多目的協同組合(フィリピン)から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協/協同組合で、店長、本部の教育活動センターのマネジャーとして活躍している方々です。今回の研修では、生協の事業や活動を通じた地域・社会・世界への貢献、店舗事業の生産性向上、競合を意識した店舗政策・商品展開、生協組合員の声を事業や活動に反映させる仕組みや職員教育、生産者と消費者をつなぐ産直などについて、幅広く学びました。
コープデリ連合会では、本部で概要説明を受けた後、生協が取り組む福祉事業について学ぶため、サービス付き高齢者向け住宅を見学し、コープみらい(本部:さいたま市)の店舗を視察しました。
みやぎ生協では、店舗を見学し実際の店舗運営について学びました。また、職員教育、組合員活動、産直事業、宅配事業・物流の仕組みなどに加え、東日本大震災学習・資料室を訪問し、震災時のみやぎ生協の取り組みと被災地の復興状況についても学びました。
最終日には、研修で学んだことと今後の行動計画を発表し合い、帰国後の業務改善の取り組みを約束し、研修を終えました。