2019年06月14日
日本生協連 第69回通常総会 開催報告 2019年度事業計画などの全議案を可決、新役員を選任しました
日本生協連は、2019年6月14日、東京都内で第69回通常総会を開催しました。
総会代議員定数658名に対し、657名(実出席455名、委任出席5名、書面出席197名)が出席し、2018年度事業報告・決算、2019年度事業計画・予算などの5議案全てが賛成多数で可決されました。
開会にあたり、日本生協連 本田英一代表理事会長は、2018年が西日本豪雨や北海道胆振東部での地震をはじめ、多くの自然災害にみまわれた一年であったこと、またその災害に際して、各地域の生協が被災者支援に全力で取り組んだことについて感謝の意を表し、これからも引き続き全国の生協の協力の下、期待される役割を果たす決意を述べました。また、昨年の総会で「コープSDGs行動宣言」を特別アピールとして採択したことをふまえ、今後もSDGsを共通言語として、生協や協同組合に限らず、行政・諸団体と手を携えて取り組んでいくことを呼びかけました。
来賓として、厚生労働省 社会・援護局長 谷内繁様、一般社団法人 日本協同組合連携機構 代表理事会長 中家徹様にお越しいただきました。また、友誼団体や各政党から、丁重なメッセージや祝電をいただきました。
議案提案後の全体討論では、16名の代議員から発言がありました。SDGs行動宣言を掲げた生協の代議員からは、SDGsに関するワークショップや学習会を開催し、これまで生協が行ってきた取り組みそのものであることを組合員に伝え、これからも全国の生協と情報交換をしていきたいと発言がありました。そのほか、生協の未来を担う人材育成の取り組みや、安心してくらせる地域社会づくり、働き方改革、スマホ決済に関する報告など、幅広いテーマで活発な議論が行われました。