2019年03月13日
日本生協連は「低炭素杯2019」において優秀賞を受賞しました
日本生協連は、低炭素社会の実現に向けて優れた温暖化対策を実践している学校・企業・団体等を表彰する「低炭素杯2019」において、全国から応募のあった1,425団体の中から28団体のファイナリストに選出されました。ファイナリストの取り組みは賞賛に値すると認められ、優秀賞を受賞しました。
「低炭素杯」は、全国の市民・企業・学校・自治体などの多様な主体が取り組む温暖化防止の活動を市民や他の活動団体に発表することにより、取り組みのノウハウや情報を互いに共有し、さらなる活動に向けて連携や意欲を創出する「場」となることを目指して開催されています。文部科学省や環境省の後援により2010年度(平成22年度)から開始され、9回目にあたる今回は2019年2月8日(金)にカルッツかわさき(神奈川県川崎市)で開催されました。
今回の受賞は、脱炭素社会の実現に向け、全国の生協で目指す中長期の温室効果ガス削減目標(2030年に40%削減、2050年に90%削減/2013年度比)を提起する一方で、多くの生協がこの水準を見据えて削減計画を策定できるよう、マニュアルを作り各生協へ個別に説明にまわるなどの丁寧な会員支援を行ったことが評価されたものです。
日本生協連と全国の生協は、1997年に策定した生協の21世紀理念「自立した市民の協同の力で人間らしいくらしの創造と持続可能な社会の実現を」のもと、2003年から自主的に温室効果ガス削減計画を策定し、温暖化対策の取り組みを進めてきました。
日本生協連は、今後も引き続き全国の生協とともに長期的な視野で温暖化対策を推進し、脱炭素社会に向けた取り組みを加速させていきます。