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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2019年07月24日

「第97回国際協同組合デー記念中央集会」が開催されました

 2019年7月9日、「第97回国際協同組合デー記念中央集会」が、国際協同組合年記念協同組合全国協議会(略称:IYC記念全国協議会)と日本協同組合連携機構(略称:JCA)の共催で、東京都内で開催され、全国の協同組合関係者、学識者、メディア関係者など約100団体からおよそ450人が参加しました。
 はじめに、国際労働機関(ILO)駐日事務所 田口晶子代表より「ディーセント・ワークと協同組合」をテーマにした基調講演が行われました。田口代表は、ILOのディーセント・ワークへの取り組みについて歴史に沿って解説されたのち、ILOと協同組合の深い連携について活動事例を挙げながら述べ、今後への期待を話されました。
 次に、情報・システム研究機構 統計数理研究所医療健康データ科学研究センター 岡 檀(まゆみ)特任准教授より記念講演が行われました。「生き心地の良い地域づくりを考える~日本で"最も"自殺の少ない町の調査から~」をテーマに、ご自身の4年に渡る調査結果を報告され、「多様性の重視」「緊密すぎない人間関係」などをキーワードに、生き心地の良い社会の実現のために一人ひとりが出来ることについて問題提起されました。
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国際労働機関(ILO)駐日事務所 田口晶子代表
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情報・システム研究機構 統計数理研究所
医療健康データ科学研究センター 岡檀特任准教授

 続いて日本協同組合学会 田中夏子会長をコーディネーター、田口晶子代表、岡檀特任准教授をコメンテーターに迎え、今年の協同組合デーのテーマ「協同組合は、働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)を実現します」に関するパネルディスカッションが行われました。各協同組合から4人のパネリストが登壇され、自組織でのディーセント・ワークを通じた地域コミュニティへの貢献について報告をされました。その後、各事例の成功の秘訣や今後の課題について質疑応答がされたほか、SDGs目標8(すべての人々のための包摂的かつ持続可能な経済成長、雇用およびディーセント・ワークを推進する)の視点から意見交換が行われました。

 

パネリスト:(報告順)

生活協同組合コープあいちあいち岡崎センター 福田健司副センター長

特定非営利活動法人JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしん 池田陽子代表理事理事長

日本労協連 センター事業団東関東事業本部松戸地域福祉事業所あじさい 小林文恵所長

・同 青木信子副所長

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パネルディスカッションの様子

 

 最後に、今年新たにJCAに加盟した協同組合 日本俳優連合の永島敏行常務理事からご挨拶があり、日本俳優連合の事業概要のご説明や、協同組合間のさらなる連携への期待を述べられました。

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協同組合 日本俳優連合 永島敏行常務理事