2018年12月13日
アジア4カ国の生協マネジャーが来日し、日本の生協で研修をしました
日本生協連は1991年から、アジアの生協のマネジャーが日本の生協の事業や活動について学ぶ研修を行っています。
2018年11月12日~11月25日までの14日間、アジア4カ国の生協マネジャー5人が来日し、コープデリ連合会(本部:さいたま市)と、コープこうべ(本部:神戸市)で、店舗事業を中心に日本の生協事業の研修を受けました。
アイコープ生協(韓国)、サイゴンコープ(ベトナム)、コーウマー生協(マレーシア)、シリーワラナ生協(インド)から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協で、店長や本部の店舗運営部シニアマネジャーとして活躍している方々です。今回の研修では、講義や店舗実習、施設見学を通じて、店舗事業の生産性向上や、組合員の声を事業や活動に反映させる仕組みや組合員活動などについて、幅広く学びました。
コープデリ連合会では、本部で概要説明を受けた後、デイサービスセンターの見学を通して生協が取り組む福祉事業について学ぶとともに、コープみらい(本部:さいたま市)の店舗、物流センター、エコセンターを視察しました。
コープこうべでは、協同購入センターや店舗などを視察し、日常的な事業運営について学びました。また、コープこうべの歴史や組合員活動、人事制度、環境活動、福祉事業などの講義を通じて、地域社会における生協の役割・活動についても学びました。
研修最終日には、研修で学んだことと今後の行動計画を発表し合い、帰国後の業務改善の取り組みを約束し、全日程を終えました。