2018年10月02日
欧州議会国際貿易委員会訪日議員団が、来訪されました
2018年9月20日、欧州議会国際貿易委員会(INTA=the International Trade Committee)の訪日議員団が日本生協連を来訪され、日本生協連の本田英一代表理事会長、伊藤治郎執行役員・渉外広報本部長、二村睦子組織推進本部長と日EU経済連携協定(EPA=Economic Partnership Agreement)についての意見交換を行いました。
今回は、INTAのベルント・ランゲ委員長(ドイツ)を団長とし、ポルトガル、イギリス、ポーランド、ベルギー、ルクセンブルクより7人の議員と駐日欧州連合代表部の方が訪問されました。
本田代表理事会長からの歓迎挨拶の後、ランゲ委員長より、自身の出身であるドイツの協同組合の先駆者であるライフアイゼンが今年生誕200年にあたる話を交えながら、日本とEU双方の協力のあり方について、強い関心を持っているとのご挨拶をいただきました。
意見交換では、今回の日EUのEPAについて、消費者保護の重要性と生協など市民団体の役割、貿易自由化に伴う個人情報保護への懸念、日本の食文化への影響などについての質問や意見が出され、日本生協連からは、EPAがもたらす消費者へのメリットや懸念される事項、そして生協が取り組んでいることなどをご紹介し、理解を深め合いました。
結びにランゲ委員長より「グローバリゼーションには、ポジティブとネガティブな側面がありますが、信じる価値を守り、チャレンジしていくことが大事であることを確認できました。」とのお話をいただき、有意義な意見交換会となりました。