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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2018年07月25日

生活相談・貸付事業セミナーを開催しました

 2018年7月3日、日本生協連は、生活相談・貸付事業セミナー「生活相談から見えてきたくらしの実態と生協の役割」を仙台市内で開催しました。

 生活相談・貸付事業を実施する生協は、生活困窮者自立支援法による自治体の家計相談支援事業も活用しながら、組合員や地域住民を対象に、家計相談と自立したくらしづくりの支援を進めています。

 今回のセミナーは、生活相談・貸付事業の到達点と課題について考えることを目的に開催したものです。当日は、生協関係者のほか、宮城県内の自治体・社会福祉協議会の方々など約80人の参加がありました。

 はじめに、日本福祉大学社会福祉学部の角崎洋平准教授より「なぜ生協が生活相談・貸付事業に取り組むのか~日本における金融包摂と協同組合の果たす役割~」と題して、生協の生活相談・貸付事業の特徴や公的機関との連携についての講演がありました。

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日本福祉大学 角崎洋平准教授の講演の様子

 

 続いて、「生活相談・貸付事業の今日の到達点と課題~生活相談から見えるくらしの実態と生協が果たす役割~」をテーマにシンポジウムが行われました。埼玉大学教育学部の重川純子教授による進行で、みやぎ生協 くらしと家計の相談室 渡邊淳室長、消費者信用生協 船ヶ沢堅一常勤理事、生活クラブ生協千葉 くらしと家計の相談室 依知川稔室長、一般社団法人 生活サポート基金 久保田修三理事長より実践報告と課題を紹介いただくとともに、今後の取り組みなどについて意見交換が行われました。

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シンポジウムの様子