2018年07月23日
「気候変動イニシアティブ」が発足 ~脱炭素社会を目指すネットワークに日本生協連も参加~
2018年7月6日に「気候変動イニシアティブ(略称:JCI)」の設立記者会見が開催され、日本生協連も参加メンバーとして登壇しました。「気候変動イニシアティブ(以下JCI)」とは、気候変動対策に積極的に取り組む企業や自治体、団体、NGOなど、国家政府以外の多様な主体のゆるやかなネットワークです。参加メンバーは7月6日時点で、企業や自治体などから105を超える団体数となっています。
記者会見では、はじめに代表呼びかけ人の国連環境計画・金融イニシアティブ 末吉竹二郎特別顧問より設立の趣旨として、脱炭素社会実現のために世界に向けて日本の取り組みが見えるようなアピールが必要なこと、SDGsで日本がアジアや世界をリードすることを目指すことなどが述べられました。
また、日本生協連 組織推進本部長の二村睦子は、生協のCO₂削減の取り組みを報告するとともに、JCI発足は、日本社会全体の脱炭素化の後押しになること、参加団体との協力から相乗効果が新たにうまれること、消費者としての選択や行動の幅が広がり関心が高まることに対する期待を述べました。
JCIの活動方針としては、1.脱炭素社会の実現に向け、日本全体を動かすムーブメントの創出、2.参加メンバーの活動サポート/実践の支援、3.日本の気候変動対策の強化に向けた政府との対話の展開、4.日本のnon-state actorsの取り組みの世界への発信と国際連携を掲げています。
日本生協連では今後も、脱炭素社会を目指して各団体と連携しながら、消費者・組合員とともに持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。