2018年07月17日
「第96回国際協同組合デー記念中央集会」が開催されました
2018年7月10日、「第96回国際協同組合デー記念中央集会」が、日本協同組合連携機構(略称:JCA)と国際協同組合年記念協同組合全国協議会(略称:IYC記念全国協議会※)の共催で、東京都内で開催され、全国の協同組合関係者、学識者、マスコミ関係者など約450人が参加しました。
※IYC記念全国協議会:2012年の国際協同組合年に向けて活動してきたIYC全国実行委員会が掲げた目的を継承した、協同組合組織などでつくる協議会。
はじめに「持続可能な社会のためにJCAに期待される役割」をテーマにパネルディスカッション(1)が行われました。日本協同組合学会 田中夏子会長をコーディネーターとして、全国農業協同組合中央会 比嘉政浩専務理事、日本労働者協同組合連合会 古村伸宏理事長、一般社団法人全国労働金庫協会 安藤栄二常務理事、JCA 勝又博三代表理事専務、日本生協連専務理事 和田寿昭がパネリストとして登壇し、本年4 月に発足したJCAの設立の経緯、期待される役割、今後の方向性についてそれぞれ発言がありました。
続いて日本協同組合学会 田中夏子会長をコーディネーター、SDGs市民社会ネットワーク 黒田かをり代表理事をコメンテーターに迎え、「協同組合間連携を通じて持続可能な社会へ」をテーマとしたパネルディスカッション(2)が行われました。パネリストの鹿児島きもつき農業協同組合 下小野田寛代表理事組合長、一般社団法人埼玉県労働者福祉協議会 永田信雄専務理事、埼玉県生活協同組合連合会 岩岡宏保会長理事、日本労働者協同組合連合会センター事業団中四国事業本部 竹森鉄本部長からは、持続可能なくらしや仕事づくりを目指した各団体の実践事例を報告いただきました。その後、報告事例を踏まえ、協同組合間連携の意義について意見交換が行われました。