2018年07月10日
FSCジャパン プレスカンファレンス「ポスト2020 持続可能な森林資源の調達」に参加し「FSC認証材の調達宣言2020」を宣言しました
2018年7月2日にFSCジャパンが主催するプレスカンファレンス「ポスト2020 持続可能な森林資源の調達」が開催され、日本生協連も参加しました。
日本生協連は、国際的な森林管理の認証を行うForest Stewardship Council®(森林管理協議会、以下FSC®)が「適切に管理された森林資源」からの木材を使った製品であることを保証した"FSCマーク"を、コープ商品の紙パック飲料やティッシュペーパーなどに表示しています。
時代の潮流として、企業や組織に対し、環境・社会の点から見てリスクのない事業を行うことが求められるようになるなか、FSC認証への関心も高まっています。また、より良い社会に向けて、人や社会・環境に配慮した消費行動(倫理的消費)への関心が少しずつ広まっています。
このカンファレンスでは、小売・飲食業界の7企業・団体(※)合同で、オリンピック・パラリンピック東京大会に向けてFSC認証材の調達を積極的に推進することを約束する「FSC認証材の調達宣言2020」を発表いたしました。
(※)参加企業・団体
- イオン株式会社
- イケア・ジャパン株式会社
- 花王株式会社
- キリン株式会社
- スターバックス コーヒー ジャパン株式会社
- 日本マクドナルドホールディングス株式会社
- 日本生活協同組合連合会
各企業・組織からFSC認証商品の調達に取り組む事例が紹介されました。スピーカーの一人として日本生協連常務理事 藤井喜継が登壇し、「コープ商品や段ボールにおけるFSC認証紙の利用について」をテーマに生協のプライベートブランドであるコープ商品において、FSC認証商品が拡大していることや、FSC認証商品に関する組合員の学習活動の取り組みなどについて紹介しました。
会場内ではコープ商品のFSC認証商品の展示とともに、FSC認証商品であるCO・OPグリーンスムージー125mlを来場者へ配布しました。
日本生協連では今後も、FSC認証の普及に努めることを通して、消費者・組合員とともに環境保全に取り組んでまいります。