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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2017年09月12日

ILOに協力してアフリカの協同組合関係者の国内視察・研修を支援しました

 日本生協連は国際労働機関(ILO)の活動に協力し、2010年度から、アフリカでの協同組合の設立・発展のための人材育成支援を行っています。

 2017年はガーナ共和国、ケニア共和国、ナイジェリア連邦共和国、スワジランド王国から協同組合関係者4人が来日し、2017年8月28日~9月6日までの10日間、日本のさまざまな協同組合の小売事業・医療事業・共済事業・金融事業などの視察・研修を行いました。今回は、シメル・エシムILO企業局・協同組合部長とシファ・チヨゲ国際協同組合同盟(ICA)アフリカ地域事務局長も研修に特別参加しました。

※農林中金総合研究所、農業協同組合(JAしみず)、労働者協同組合(地域福祉事業所Workers Net Rings)、全国労働金庫協会、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)、生活協同組合コープみらい、コープデリ連合会、大泉生協病院、東京大学消費生活協同組合、賀川記念松沢資料館、日本生協連

 
announce_170912_01_01.jpg賀川記念松沢資料館を見学する参加者の皆さん

 

 

 9月5日にはプログラムの一環として、コーププラザ(東京都渋谷区)において公開セミナーを開催し、50人が参加しました。

 公開セミナーでは、シメル・エシムILO企業局・協同組合部長から「ILOと協同組合」の報告と、シファ・チヨゲICAアフリカ地域事務局長から、ICA アフリカ地域の活動報告をいただきました。続いて、視察団の皆さんが各国の協同組合の現状報告を行うとともに、今回の視察・研修を通して学んだことなどについて報告しました。視察団の皆さんからは「日本の協同組合から諸団体との連携を学んだ。協同組合の基盤を強化し、競争力を高めたい」などの感想が述べられました。

 
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公開セミナー参加者の皆さん

 

 

 日本生協連は、これからもILOと協力して、アフリカの協同組合を支援してまいります。

〈アフリカの協同組合視察団の皆さん〉 敬称略

サミュエル・アド・オトゥ(ガーナ)イージーインベストメント信用協同組合・CEO

ピーター・キプコエック・タラム(ケニア)マゲレザ貯蓄信用協同組合・理事

ラバラン・アブドルカリーム・ガルバ(ナイジェリア)ナイジャ州教職員多目的協同組合連合・会長

シドニー・ムサ・シバンヅ(スワジランド)スワジランド農業協同組合連合会・会長