2017年04月27日
第10回アジア太平洋地域 協同組合担当大臣会議が開催されました
2017年4月18日~21日、ベトナム・ハノイにて、国際協同組合同盟アジア太平洋地域(略称:ICA-AP)事務局、ベトナム計画投資省、ベトナム協同組合同盟の共催で、「第10回アジア太平洋地域 協同組合担当大臣会議」が開催されました。
この会議は、4年に1回程度ICA-AP会員国で開催され、アジア太平洋で協同組合を振興する政策を促進するために、各国の協同組合所管政府と協同組合関係者が討議を行います。今回の開催テーマは「2030年までのビジョン:政府および協同組合のステークホルダーと強力なパートナーシップを促進し持続可能な開発目標を実現する」でした。
会議には、協同組合、政府関係者、国際機関など、約20カ国から約300人が参加し、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)実現のために「協同組合と政府がどのようにパートナーシップを強化していくか」について、協同組合および政府の代表者の報告やパネルディスカッションが行われました。
日本からは厚生労働省と農林水産省、全国農業協同組合中央会(JA全中)が報告を行いました。厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 消費生活協同組合業務室 室長 山本亨様は「日本の生協の現状と地域高齢者ケアに果たす役割・展望」について報告しました。
日本生協連は、今後も国内外の協同組合・関係機関と協力して、さまざまな社会問題についての取り組みを発信してまいります。