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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2016年10月20日

「2016協同組合国際サミット」が、カナダ・ケベックで開催されました

 2016年10月11日~13日、カナダ・ケベックにて、カナダのデジャルダン金融協同組合と国際協同組合同盟(略称:ICA)の共催で、「協同組合の行動する力」をテーマに「2016協同組合国際サミット」※が開催されました。

 

※「協同組合国際サミット」は、国連が定めた2012年の国際協同組合年に初めて開かれ、今回3回目。

 

 サミットには、協同組合、政府関係者、経済界、国際機関、非営利組織、研究者など、115カ国から約3,000人が参加し、経済、金融、食糧、雇用などの分野の課題や、女性と青年の参加の促進に関して「協同組合がどのように力を発揮していくか」について、各分野を代表する報告やパネルディスカッションが行われました。

 初日の10月11日は、ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・E・スティグリッツ コロンビア大学教授が「不平等:世界経済と地政学的な状況」と題した基調講演を行いました。

announce_161020_03_01.jpg基調講演をするジョセフ・E・スティグリッツ大学教授

 翌12日は、部門別の会議が行われました。卸売と小売事業の会議では、パネルディスカッション「競争力を持って活動するために能力を高める」が行われ、パネリストとして日本生協連副会長 本田英一が参加しました。本田副会長は、日本の生協特有の宅配業態の取り組み事例として、コープこうべにおけるインターネットを活用したオムニチャネル型の販売方法と組合員とのコミュニケーション方法について報告を行いました。

announce_161020_03_02.jpgパネルディスカッションで発言する、日本生協連副会長 本田英一(中央)

 

 日本生協連は、今後も国内外の協同組合・関係機関と協力して、さまざまな社会問題についての取り組みを発信してまいります。