2016年03月11日
みやぎ生協が「被災者支援から、地域のみんなでまちづくり交流会」を開催しました
2016年3月3日、みやぎ生協が「被災者支援から、地域のみんなでまちづくり交流会」を仙台市内で開催しました。
東日本大震災から5年を迎え「安心してくらせるまちづくり」に、生協が今後どのような役割を発揮できるのか、これからを考える場として被災者支援に関わる全国の生協組合員・役職員など約200人が参加しました。これまでの取り組みを振り返り、被災者支援として取り組んできたサロン活動を中心としたボランティア活動の成果などを確認しました。
はじめに、みやぎ生協 宮本弘理事長からみやぎ生協のこれまでの取り組みの報告があり、全国の生協による支援への感謝が述べられました。
続いて、早稲田大学人間科学学術院 加瀬裕子教授から「被災者支援のふれあい喫茶から、地域で安心してくらせるためのふれあい喫茶へ」と題した講演がありました。
次いで、コープこうべ 高田忠良本部長から「阪神・淡路大震災 コープこうべのボランティアの歩み」の報告があり、みやぎ生協のボランティアセンターで活動をしていた3人から「ふれあい喫茶の活動を通して感じたこと」の報告がありました。
最後に、「サロン活動などの被災者支援から生まれたつながりを安心してくらせる地域づくりに生かしていくために、私たちにできること」と題して、参加者同士で話し合いました。参加者からは「風化していくことが心配。震災や津波の記憶をしっかりと後世に伝えていかなければならない」といった意見が出されました。
日本生協連と全国の生協は、被災地で暮らす方々の生活の再建を目指し、これからも支援活動を継続してまいります。