2015年09月28日
ガーナ共和国の子どもたちに学校給食を届ける
「CO・OP×レッドカップキャンペーン」を10月1日からスタート
日本生協連は、国際連合世界食糧計画(WFP)協会(略称:国連WFP協会)が提起する「レッドカップキャンペーン」に賛同し、ガーナ共和国の子どもたちに学校給食を届ける「CO・OP×レッドカップキャンペーン」を、2015年10月1日~11月20日にかけて実施します。
「CO・OP×レッドカップキャンペーン」では、対象となるコープ商品を1点お買い上げいただくごとに1円が国連WFPに寄付され、ガーナ共和国の子どもたちに学校給食を届けるために使われます。日本生協連は、このキャンペーンを2014年から開始し、2014年~2016年の3年間取り組みます。
■「CO・OP×レッドカップキャンペーン」の概要
・期間: | 2015年10月1日~11月20日 |
・対象商品: | 全11アイテム(「CO・OPコープヌードル」シリーズ、「CO・OP&クノール スープバラエティパック」など) |
・寄付方法: | 対象商品を1点お買い上げいただくごとに1円を寄付 |
・寄付目標: | 300万円(昨年実績252万円) |
・寄付先: | 国連WFP |
日本生協連では今後も、国連機関への寄付活動や、社会貢献寄付付き商品の積極的普及を通じて、消費者・組合員とともに途上国への継続した支援に取り組んでいきます。
<参考>
■「レッドカップキャンペーン」とは
飢えに苦しみ、食べるために働いて学校に通えない子どもたちに、「学校給食を届けるためのキャンペーン」です。給食を入れる容器として使っている赤いカップがシンボルです。
▼「レッドカップキャンペーン」により、下記のような成果が期待できます。
・就学率と出席率が著しく向上します
・空腹が満たされることで学習に専念できます
・少なくとも1日1回は栄養たっぷりの食事がとれます
・家にいることが当然だとされていた女子にも学習の機会が与えられます
・親も子どもたちを働かせるより通学させることを選ぶようになります
国連WFP協会のレッドカップキャンペーン「学校給食プログラム」は、途上国の子どもたちの健全な成長を促し、教育の機会を広げるため、十分な栄養がとれる給食を届ける取り組みです。現地の食習慣などを踏まえながら、毎年平均60カ国の子どもたちに米、穀物、豆類、栄養強化ビスケットなどを提供しています。また、出席率が一定以上の女子児童に対し、持ち帰り用の食糧を渡す「持ち帰り食糧プログラム」も実施しており、女子児童の就学率向上に成果をあげています。
「CO・OP×レッドカップキャンペーン」を通じて支援を行うガーナ共和国は、近年経済成長が目覚ましいものの、南北の地域格差が激しく、北東部での子どもの10人に4人が慢性的な栄養不良となっています(出典:MICS 2011, GDHS 2008, WHO 2011)。本キャンペーンでは、学校給食の支援と持ち帰り食糧プログラムを通じて、ガーナ共和国の児童の栄養改善と特に女子児童の就学率・出席率の向上を支援します。
■国際連合世界食糧計画(国連WFP)とは
飢餓と貧困のない世の中をめざし活動する国連機関です。食べるものがなく危険にさらされた人々に速やかに食糧を届けることで、命を救います。緊急支援を行う一方で、飢餓のない未来をつくるための中長期的な支援も行っています。例えば学校給食支援のほか、道路や井戸など地域に役立つ生活基盤の工事を支援し、工事に参加した地域住民に食糧を配給したり、知識・技能向上のための職業訓練を受ける人に、食糧を提供したりしています。
☆コープ商品を通した社会貢献について詳しくは、こちら
☆国連WFPレッドカップ・キャンペーンサイトは、こちら