2015年09月10日
ILOに協力してアフリカの協同組合関係者の国内視察・研修を支援しました
日本生協連は国際労働機関(ILO)の活動に協力し、2010年度から、アフリカでの協同組合の設立・発展のための人材育成支援を行っています。
今年もケニア共和国、ジンバブエ共和国、ルワンダ共和国、レソト王国から協同組合関係者4人が来日し、2015年8月31日~9月9日までの10日間、日本のさまざまな協同組合※の小売事業・医療事業・共済事業・金融事業などを視察・研修をしました。
※ 株式会社農林中金総合研究所、労働者協同組合(礫川地域活動センター、いきいき礫川)、JA埼玉ひびきの、コープネット事業連合、大泉生協病院、東京大学消費生活協同組合、全国労働金庫協会、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)、日本生活協同組合連合会
9月8日には研修の一環として、コーププラザ(東京都渋谷区)において公開セミナーを開催し、35人が参加しました。
公開セミナーでは、視察団の皆さんが各国の協同組合の現状報告を行うとともに、今回の視察・研修を通して学んだことや、それを帰国後に事業の発展や組織運営の向上にどうつなげていくかなどについて報告しました。視察団の皆さんからは「日本の協同組合の組合員参加に感銘した。今回の視察・研修で学んだことを帰国してから生かし、自国での協同組合の発展に貢献したい。」などの感想が述べられました。
日本生協連は、これからもILOと協力して、アフリカの協同組合を支援してまいります。
〈アフリカの協同組合視察団の皆さん〉
- ワンジョヒ・アン・ニャリラ
- 2NK貯蓄貸付協同組合(ケニア)
ゼネラルマネジャー
- シャーレ・タボ・エドウィン
- レソト協同組合 マネジャー
- ウワニリジラ・マリー・ソランゲ
- 茶栽培者協同組合連合会管理委員会(ルワンダ)委員長
- ムタワ・ファライ
- ジンバブエ貯蓄信用組合協会 財務会計監督責任者
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