2015年08月12日
2015ピースアクションinナガサキを開催しました
2015年8月7日~8日の2日間、日本生協連と長崎県生協連の共催で「2015ピースアクションinナガサキ」を開催し、全国から52生協約900人が参加しました。
被爆から70年を迎えた今年は、「核兵器のない世界をめざして~被爆70年、ナガサキの想いを未来へ~」をテーマに、戦争と被爆の恐ろしさ・悲しさを分かりやすく伝え、これからの世代に継承することをめざして企画しました。
(1)虹のひろば
8月8日午後、長崎市民会館文化ホールで、「ナガサキ虹のひろば」を開催しました。
長崎県波佐見町内を拠点に活動する、波佐見町 鹿山雷神太鼓による演奏で幕が開き、長崎市の田上富久市長のごあいさつでは、「広島・長崎の2つの特別な市の話ではなく、全国の皆さんと核兵器をなくす思い、核兵器をなくすための行動を共有していきたい」とのお話がありました。
その後、語り・歌 上條恒彦さん、アンサンブル 劇団TABIHAKUによる朗読劇「被爆者(山口仙二さん)の魂の奇跡-ノーモア・ヒバクシャ」の上演や、谷口稜嘩(すみてる) 長崎原爆被災者協議会会長と水町初江 生活協同組合ララコープ会長理事によるリレートーク、8月5日に行われた「子ども平和会議」の長崎・広島両議長によるアピールの発表がありました。最後は、被爆者歌う会「ひまわり」による合唱で締めくくられました。
(2)分科会
8月7日~8日の期間中、合計7つの分科会を実施しました。
碑めぐりなどのフィールドワークは、「生協平和のまち歩き~長崎を再発見しよう~」と題して、「原爆落下中心地を訪ねて~平和公園散策コース~」、「被爆校舎を訪ねて~城山小学校コース~」、「被爆クスの木より復興を感じよう~旧長崎医大から山王神社コース~」など5コースを実施しました。
そのほか、「被爆の証言~今だから聴いて感じる原爆のはなし~」として、「被爆の証言と紙芝居」、「じっくり聴く被爆の証言」の2企画を実施しました。
分科会全体の参加者は、7分科会で、のべ約400人でした。
日本生協連と全国の生協は、「ピースアクション」などの平和への取り組みを通じて、核兵器の廃絶と、平和な社会の実現をめざします。