2015年07月16日
「協同組合シンポジウム」が、イタリア・ミラノで開催されました
2015年7月12日~14日、イタリア・ミラノで、国際協同組合同盟(ICA)、コンフコープ(イタリアの3大協同組合中央会のひとつ)、全国農業協同組合中央会(JA全中)、国際連合食糧農業機関(FAO)などの主催による、「協同組合:持続可能な発展とゼロハンガーのために人々をエンパワーする」と題したシンポジウムが開催されました。
シンポジウムには、ICA ポーリン・グリーン会長をはじめ、22カ国から約200人が参加しました。
13日に、「持続可能な生産と消費:食品ロスと食品廃棄をサプライチェーンからなくす」と題したパネルディスカッションが行われ、日本生協連 環境事業推進室の担当者がパネリストとして参加しました。他に、トルコの協同組合中央会、フランスの農協、イタリアの農協、FAOの代表が参加し、積極的な討議が行われました。
パネルディスカッションの前には、日本の生協の食品廃棄物リサイクル事例として、コープさっぽろの廃食油のバイオディーゼル燃料化、みやぎ生協のエコフィード(食品残渣を原料として作られた家畜の飼料)システム、大阪いずみ市民生協の食品残渣の堆肥化、コープこうべのバイオマス発電の事例を報告しました。
日本生協連は、今後も国内外の協同組合・関係機関と協力して、さまざまな社会問題についての取り組みを発信してまいります。
☆ 国際協同組合同盟(ICA)ホームページは、こちら(英語版)