2015年05月27日
国際協力機構(JICA)の研修として、アフリカの研修生がパルシステム生協の農産物物流センターを見学しました
2015年5月21日、独立行政法人国際協力機構(JICA)の「アフリカ地域市場志向型農業振興(普及員)海外研修プログラム」に参加するアフリカ10カ国12人の研修生が、日本の農産物流について学ぶため、パルシステム生協の農産物物流センターである株式会社ジーピーエス(埼玉県さいたま市)を見学しました。
<研修に参加した各国と所属組織>
・カメルーン(農業農村開発省)
・エチオピア(アルシ地区かんがい開発事務所)
・ケニア(農業水産省)
・レソト(農業・食品安全省)
・マラウィ(農業・かんがい水開発省)
・ルワンダ(農業協会)
・南スーダン(中央エクアトリア州農業局)
・スーダン(カッサラ州農業・かんがい・林業・動物・資産・漁業省)
・ウガンダ(農業・動物産業・漁業省)
・ジンバブエ(農業省)
施設見学は、農産物の荷受けや検品、キャベツ・レタス・トマトなどのカットや小分け作業、光センサー糖度計、冷蔵庫・出荷口、商品セットライン、バックヤードなどを中心に行われました。
施設見学の後、研修生からは、農産物生産者とのパートナーシップを長期間継続する方法や、不作や豊作の際の契約のあり方、宅配事業の注文数と価格設定方法、栽培基準や規格の質を高める取り組み、廃棄食品の再利用方法など、多岐にわたる質疑応答がありました。
☆2014年9月のアジア3カ国からの研修は、こちら