2014年09月11日
ILOに協力してアフリカの協同組合関係者の国内視察・研修を支援しました
日本生協連は、国際労働機関(ILO)駐日事務所の要請を受け、2010年度からアフリカでの協同組合の設立・発展のための人材育成支援に協力しています。
今年も、ウガンダ共和国、ケニア共和国、タンザニア連合共和国から協同組合関係者5人が来日し、2014年9月1日~10日までの10日間、東京・千葉のさまざまな協同組合※で視察・研修を行いました。
※ワーカーズコープちば、JAちばみどり、コープネット事業連合、日本医療福祉生活協同組合連合会、株式会社農林中金総合研究所、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)、社団法人全国労働金庫協会、千葉大学、千葉大学生活協同組合、日本生活協同組合連合会
9月9日には研修の一環として、コーププラザ(東京都渋谷区)において公開セミナーを開催しました。
公開セミナーでは、参加者が各国の協同組合の現状報告を行うとともに、今回の視察・研修を通して学んだことや、それを帰国後に事業の発展や組織運営の向上にどうつなげていくかなどについて報告しました。
発表者のベアトリス・カツガジさん(ウガンダ協同組合連合会 副会長 & バゲッザ地区協同組合 会長)は「今回の視察・研修で学んだことを生かすために、帰国してからも参加したケニア、タンザニア、ウガンダのメンバーと連絡をとりあい、東アフリカでの協同組合の発展をめざしたい。」と報告しました。
<公開セミナーの発表者> | |
ダニエル・マルベ | ケニア協同組合連合会 CEO・理事 |
ジェーン・ムゴ | (ケニア)ビングワ貯蓄貸付協同組合 CEO |
ヤフヤ・ンサンビア | (タンザニア)ンゴメ貯蓄貸付協同組合 ゼネラル・マネジャー |
ボスコ・シンバ | (タンザニア)モシ地域教員貯蓄貸付協同組合 ファイナンス・マネジャー |
ベアトリス・カツガジ | ウガンダ協同組合連合会 副会長 & バゲッザ地区協同組合 会長 |
日本生協連は、これからもILOと協力してアフリカの協同組合を支援してまいります。
☆ILO駐日事務所のホームページは、こちら
☆国際労働機関(ILO)のホームページは、こちら(英語)
☆昨年の研修の様子は、こちら