2014年09月01日
アジア3カ国の生協マネジャーが来日し、日本の生協で研修をしました
日本生協連は、会員生協とともに、アジアの生協の発展と協同組合同士の交流や協力を目的として「アジア生協協力基金」を設立し、教育研修・交流事業などに対する助成活動を行っています。
2014年7月25日から8月10日までの17日間、アジア3カ国の生協マネジャー3名が来日し、コープネット事業連合(本部・さいたま市)とみやぎ生協(本部・仙台市)にて、店舗事業を中心に日本の生協事業研修を受けました。
シリーワラナ生協(インド)、アドテンコ多目的協同組合(フィリピン)、サイゴンコープ(ベトナム)から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協で、店長や地域マネジャーなどとして活躍している方々です。今回の研修では、講義や店舗実習・施設見学を通じて、生産性を高める店舗運営、生協組合員の声を事業や活動に反映させる仕組みや職員教育などについて、幅広く学びました。
コープネット事業連合では、持続可能な社会づくりに向けて生協が取り組む環境活動について、環境配慮型店舗と、店舗への商品配送便を活用してリサイクル事業を行うエコセンターを見学しました。
みやぎ生協では、店舗職員の仕事を体験し、日常的な職場運営について学びました。またJAいしのまきを訪問し、イチゴ・キュウリの営農団地の栽培状況を見学しました。さらに東日本大震災震災資料室や被災地を訪問し、震災時のみやぎ生協の取り組みと復興状況について学びました。
研修最終日には、研修で学んだことと今後の行動計画を発表し合い、帰国後の業務改善の取り組みを約束し、研修を終えました。