2013年03月14日
2013年3月11日に、みやぎ生協が「東日本大震災を忘れないつどい」を開催しました
東日本大震災から2年となる2013年3月11日、みやぎ生協は、「東日本大震災を忘れないつどい」を仙台市内で開催しました。
つどいには、大震災でお亡くなりになったみやぎ生協職員のご遺族、支援活動に協力してきた全国の生協の代表、そしてみやぎ生協の役職員が多数参加しました。
ご冥福を祈る黙祷の後、みやぎ生協の齋藤昭子理事長は、「震災から2年たった今、復旧復興はまだこれからであり、被災された方々のことを忘れず情報発信を続けていく」と、あいさつされました。
続いて、産直かきの生産者である宮城県漁協 志津川かき養殖部会の遠藤勝彦部会長より、「津波でほとんどの施設と船を流された中で、産直のつながりを通した生協からの物心両面の支援が、再起への大きな励ましとなった」とのお礼と、「これからも良いかきを作って期待に応えたい」との決意が述べられました。
また、みやぎ生協が県内4カ所で活動しているボランティアセンターのひとつ、石巻でセンター長を務める大和きよ子理事が、「大きな被害を受ける中で、組合員が自主的に集まって始めた『ふれあいお茶会』が、被災した地域の方々が話し合える大切な集まりの場となっている」と報告されました。
全国の生協から、コープネット事業連合の小林新治執行役員とコープこうべの竹中久人執行役員がそれぞれこの間の支援と交流活動についてあいさつされ、日本生協連の芳賀唯史専務理事が2013年度の復興支援の取り組み方針について報告しました。
最後に、みやぎ生協の宮本弘専務理事が、全国から寄せられた励ましへの感謝と、「心のケア」「事業を通した支援」「食を中心とした産業の復興」の3つを柱に取り組んでいくこと、さらに、震災のことを忘れてほしくない、忘れさせないために発信し続けていくことを述べて、つどいは閉会しました。
全国の生協からの参加者は、みやぎ生協が開設した「東日本大震災学習・資料室」を見学した後、沿岸の被災地を訪問し、今後も全国各地で復興支援活動を続けていく決意を新たにしました。
☆みやぎ生協が開設した「東日本大震災学習・資料室」のご紹介サイトは、こちら