2008年02月13日
コープ商品を製造委託している 中国60工場の緊急点検について
2008年2月13日 報道関係 各位 日本生活協同組合連合会 コープ商品を製造委託している中国60工場の緊急点検について 弊会のコープ商品による中毒事故という重大事態を発生させ、多くの消費者、組合員の皆様にご迷惑ご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。 現在、被害の拡大防止を最優先し、商品回収を全力で進めております。また、健康上のお申し出等をいただいた「CO・OP手作り餃子」等の緊急農薬検査を弊会商品検査センターで行っております。この詳細はお手数ですが、弊会ホームページをご覧下さい。 さて、弊会ホームページ「中国関連のコープ商品について調査を進めています(第8報2月8日)」でご案内のとおり、今回の中毒事故を受けて、緊急調査を進め、商品の安全性を確認していきます。この緊急調査は、(1)中国関連商品265品の農薬検査、(2)原料産地状況確認調査、(3)中国60工場緊急点検、(4)次回生産時立会い等を総合的に実施するものです。 その一環として、中国の旧正月明けとなる2月中旬から下旬にかけて、会員生協代表と弊会担当者による緊急工場点検を実施します。対象は、日本生協連のコープ商品のうち、中国で製造と最終包装が行われている145品目を製造している、60工場です。現地で、薬剤管理に関する使用実態なども含め調査確認を進めます。 《調査期間》 ◇2月中旬~下旬 《訪問予定》 ◇北京方面~6工場、大連方面~6工場、山東省方面~36工場、広東省方面~4工場、福建省・逝江省・上海方面~8工場(今後変更があり得ます) 《調査対象》 ◇中国で製造と最終包装が行われている145品目を製造している、60工場 《視察チーム》 ◇2月13日から、44名が14チーム(各2~4名)に分かれて順次出発 《点検項目》 ◇原材料や資材の管理状況、従業員の状況、防虫対策や防鼠対策などの薬剤の管理状況、製造環境、製造工程の管理状況、中間品や完成品の保管状況、製品の出荷状況など、原料から商品として出荷するまでの一環の流れ全体について調査 (別添:「緊急中国工場点検 製造管理状況調査票」参照) 《調査結果報告》 ◇調査結果や品質管理上の課題等について弊会ホームページ等にて報告予定
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